階段の隣に配された土間リビング。観葉植物が彩りを添えている。ソファの後ろにある棚はご主人が灰皿スタンドをリメークしたもの。

ログハウスのようなLDKでカスタマイズを楽しみながら暮らす

「デジモ？」「pepe」「ROMO」（株）モリタ装芸

新潟市

F邸

　キャンプなどのアウトドアが好きなＦさんご家族が望んだのは、ログハウスのような家。ご主人が自らベースとなる図面を描き、雑誌やネットで見て気に入った画像を家族で集めて打ち合わせを進めたそうです。
　床には幅広のボルドーパインを選び、壁は杉板で仕上げました。造作の棚や新たに購入した家具はアイアンを使ったものをセレクト。キッチンは、レンガのような風合いを持つブリックタイルと、爽やかなサブウェイタイルを張り分けています。
　居心地のいいカフェのような空間には、ご主人のDIYによる家具も融合しています。「キッチンのゴミ箱入れは、すのこを組んでオイル系塗料で着色し、鉄の取っ手を組み合わせて作っています」（ご主人）。DIY好きなご主人の影響を受け、奥様はカッティングシートを使って空間をカスタマイズ。「冷蔵庫にはマット系の黒いシートを張り、その上に白いシートでデザインをしています」と奥様。
　そして、リビングを大胆に土間にしているのもこの家の特徴です。2面に大きく窓を取ったリビングは、落ち着いたダイニングとは対照的な開放感のある空間。全開口サッシを開け放てば、外のウッドデッキと一体になります。「夏になったら日常的にバーベキューを楽しみたいですね（笑）」とご主人。非日常が日常になる。そんな楽しさがあふれる暮らしが叶いました。